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もう迷わない!初めての振動試験依頼ガイド

はじめに

「振動試験をお願いしたいけれど、何をどう伝えたらいいかサッパリ分からない…」
「見積りを依頼するときに、何を準備すればいいの…?」

実際にお客様から寄せられるご相談の中で、最も多いのがこの「依頼の仕方が分からない」というお声なんです。
この記事では、振動試験を依頼する際に必要となる条件と、よくあるご質問を身近な例に例えながら分かりやすく解説します!


そもそも振動試験って何?どんな設定があるの?

振動試験とは、製品が「トラックでの輸送中」や「実際に使われる環境」で受ける揺れに、壊れずに耐えられるかを確認するテストです。
試験の強さや種類を決めるために、主に以下の条件を設定します。

  • 加速度(G)または振幅(mm):揺れの「強さ」や「大きさ」
    例:ブランコで例えると、「どれくらい高く(大きく)揺らすか」ということです。
  • 周波数範囲(Hz):揺れの「速さ・細かさ」
    例:ゆっくりとした船の揺れ(低いHz)なのか、電動歯ブラシのような細かいブルブルとした震え(高いHz)なのかを表します。
  • 振動の種類:どんなリズムで揺らすか
    正弦波: 同じリズムで揺れ続ける(例:モーターやエンジンの一定の回転振動)
    ランダム振動: 色々な揺れ方が不規則に混ざる(例:デコボコな砂利道を走るトラックの荷台)
    衝撃: ドスン!と一瞬の強い衝撃(例:スマホをうっかり床に落としてしまった時の衝撃)
  • 試験時間:どれくらいの長さ揺らすか
    例:トラックでの輸送を想定して「3時間」揺らし続けるのか、車の部品として10年分の劣化をみるために「100時間」揺らすのか。
  • 環境条件:温度や湿度と組み合わせるかどうか
    例:真冬の北海道(-20℃)や、真夏のダッシュボード(+80℃)といった厳しい温度環境と、揺れを「同時」に発生させるテスト(複合試験)も可能です。

見積りで必要となる条件一覧

お見積りをスムーズにお出しするためには、以下の情報をご用意ください。分からない部分があっても大丈夫ですよ!

1. 製品に関する情報(何を揺らすのか?)

  • 製品のサイズと重さ
    例:「縦15cm×横7cmのスマホサイズで、重さは200g」「50cm四方のバッテリーで、重さは20kg」など。
  • 取り付け方法(治具の有無、図面など)
    例:「底面の4つのネジ穴で固定します」など。揺らした時に製品が飛んでいかないよう、しっかり固定するための「治具(専用の土台)」を作るために必要です。図面や写真があるとさらにスムーズです。

2. 試験条件(どう揺らすのか?)

  • 振動の種類(正弦波/ランダム/衝撃)
  • 揺れの強さや大きさ(例:加速度±5Gまたは振幅0.5mmなど)
  • 揺れの速さや細かさ(例:周波数範囲20〜500Hzなど)
  • 試験時間またはサイクル数(例:4時間または2サイクル)
  • 揺らす方向(X/Y/Z、単方向 or 全方向)
    例:車に乗っていると想像してください。Xは「前後」、Yは「左右」、Zは「上下」の揺れです。3方向すべてを順番にテストすることも多いです。

3. 環境条件(どんな環境で揺らすのか?)※必要な場合のみ

  • 温度条件(例:−20℃〜+80℃の間で温度変化させる、など)
  • 湿度条件(例:95%一定)
  • 温度変化との複合試験の有無

よくあるお問い合わせ(Q&A)

  • Q.「加速度(G)」と「振幅(mm)」、どちらを伝えればいいですか?
    A.どちらか一方で大丈夫です! 例えば「上下に2mm揺れる環境です」と分かれば振幅を、「5Gの力がかかります」と分かれば加速度を教えてください。 もし「規格書がなくて、どちらの数値も分からない…」という場合は、「トラックで全国に配送する製品です」といった【実際の使用環境】を教えていただければ、弊社から最適な条件に換算してご提案いたします。
  • Q.製品をどうやって試験機に固定(セット)すればいいか分かりません…
    A.ご安心ください!丸投げでお任せいただけます。 製品の図面や写真をお送りいただき、「普段はこの面を下にして置いています」と教えていただければ、エボルテックが製品にぴったり合う最適な治具(固定具)を設計・製作いたします。
  • Q.試験時間はどれくらいに設定すればいいですか?
    A.テストの目的によって大きく変わります。 例えば、「宅配便での輸送中の揺れ」を再現するなら数時間で済むことが多いですが、「自動車のエンジンルームで長年使われる部品」の耐久性を確認する場合は、数十時間〜100時間以上揺らし続けることもあります。目的に合わせて一緒に調整していきましょう。

まとめ

振動試験の見積りや依頼に必要なのは、大きく分けて以下の3つだけです。

  1. どんな製品か?(サイズ、重さ、固定方法)
  2. どんな揺れか?(種類、強さ、時間、方向)
  3. どんな環境か?(温度、湿度)※必要な場合のみ

「細かい数値が手元にない…」という場合でも、立ち止まる必要はありません。 「こんな環境で使う、こんな製品なんだけど…」とご相談いただければ、私たちがプロの目線で必要なテストをご提案いたします。初めての方でも安心して試験を進められるよう、エボルテックがしっかりサポートいたします。

まずはお気軽にご相談ください。

振動試験に関するお悩み
エボルテックまでお気軽に
ご相談・お問い合わせください。

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