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“外注できる安心感”を。エボルテックの振動試験室を覗いてみませんか?

2025.05.22

エボルテックの振動試験室のご紹介

― ご依頼を検討されているお客様へ ―

製品の耐久性や信頼性を確認する上で欠かせない「振動試験」。
エボルテック株式会社 R&T事業部では、受託試験サービスの一環として、各種振動試験および複合環境試験を承っております。

たとえば、

  • 「自社の試験装置が埋まっていて外部設備を探している」
  • 「振動試験が必要だが、何をどう依頼していいか分からない」

といったご要望・お悩みに対し、私たちは設備と技術の両面から柔軟に対応しています。

本記事では、弊社が導入している振動試験設備やその運用体制をご紹介いたします。ご依頼をご検討中の方は、ぜひご参考になさってください。

振動試験室の設備と運用

振動試験は、試験条件によっては大きな音が発生します。そのため弊社では、専用の防音構造を備えた試験室を工場内に設けており、試験時の騒音が外部へ漏れないよう配慮しています。

この設備により、長時間の連続試験や夜間運転にも対応可能です。

試験室内には現在、2基の振動試験装置を設置しています。

使用機種とその特徴

■ FX-26K(エミック社製)

最大加振力26kNを持つ縦型の振動試験機です。
垂直方向の振動試験に使用しており、写真では上部に試験体を固定するための垂直補助テーブルを搭載しています。

さらに、背面に設置された恒温恒湿槽と一体化させることで、温度・湿度と振動を同時に加える複合環境試験も可能です。
※使用時は振動発生器が恒温恒湿槽内にスライドして合体する構造となっています。

垂直補助テーブルの拡大写真です。

斜めからの写真。振動発生器の奥にある大きな箱状のものが恒温恒湿槽です。

■ FX-35K(エミック社製)

最大加振力35kNの高出力モデルで、弊社では主に水平方向の振動試験に使用しています。
大きな特長は、オプションで装着された水平加振テーブルの存在です。試験体はこのオレンジ色のテーブルに固定し、横方向の加振を行います。

こちらも恒温恒湿槽を併設しており、水平状態での複合環境試験に対応しています。
※FX-26Kとは異なり、恒温恒湿槽が移動してテーブルに被さる形で合体します。

FX-35kの恒温恒湿槽の写真。大きいです。

取り付け部寸法について

各振動試験装置の取り付け部寸法やその他治具については、下記ページにて詳しくご確認いただけます。

搭載寸法・仕様一覧はこちら

ご相談・ご依頼はお気軽に

「この製品は振動試験できるのか?」「複合環境試験の条件を相談したい」など、
ご不明な点やご希望がありましたら、どうぞお気軽にお問合せください。

弊社スタッフが、お客様の試験内容に応じた最適な方法や設備をご提案いたします。
皆さまのご相談をお待ちしております。

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エボルテックまでお気軽に
ご相談・お問い合わせください。

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